2020年12月6日(日)に実施されたインテリアコーディネーター2次試験の合格発表がありました。
不合格だった方は「何がいけなかったのかわからない」とモヤモヤした気持ちでいらっしゃることでしょう。
本試験38回プレゼンテーションの解き方ポイントをお伝えします。
<課題-1 プレゼンテーション>
概要・要望
・美術関係の仕事をしている60代半ばの女性の新築戸建て住宅のインテリアコーディネート。
※一人暮らしであることが予想される。また、これから高齢者になっていく年齢なので、新たに建具を設ける場所は床面がバリアフリーであれば、なおよい。
■キッチンについて
・ペニンシュラ型キッチンを配置する。ペニンシュラは、英語で「半島」を意味し、キッチン部分が半島のように突き出ているものを指す。簡単に言えば、キッチンの片端だけが壁に付いた配置と考えてよい。
・西側壁面一列に作業台、冷蔵庫、全自動洗濯機を収める扉付きキャビネットを並べる。
■ワークコーナーについて
・ワークカウンターは「図-1 平面図」で指定された位置に”壁面幅いっぱい”に設ける。奥行きの指定はないが、「図-1 平面図」で実測すると600㎜で、背後の空間も広いので、600㎜で計画してよい。
※依頼主の仕事は”美術関係の執筆”なので、パソコンと資料本が置ければ、他の寸法でもかまわない。
⇒オープン書棚も資料を確認するために椅子の近くに置くのがベターと思われる。
書棚の高さに指定はないが、パースで表現しなければならないため、自分で決めておかなければならない。
H700の中で2段の書棚を設ける場合、棚板の厚みが30㎜、台輪が最低でも50㎜、棚板1枚の厚さ20㎜(合計100㎜)が必要となる。
残り600㎜を2で割ると300㎜となり、A4も置けないため、A4とB5、B4と単行本という組み合わせで考えるとよい。
■寝室について
・北壁面の指定の場所にクロゼット(D600㎜以上)を置き、それと平行した形で”3つの側面から使える収 納家具”を置く。
⇒3つの側面とは、両面と片側側面の3方向から使えるということ。
この部屋にはチェストがないので、両面から使える部分は、引き出しのような形状がよいだろう。側面から使える部分は引き出しでも開き戸でもかまわない。置き家具なので、寸法表示は高さのみでよいが、衣類や小物などを収納しやすい寸法で計画すること。
★いかがでしたでしょうか?上記のことをクリアできていれば、平面プランは合格レベルです。
★あとは、名称などの記載し忘れ、図面の間違いが無ければ合格です。
ハウジングインテリアカレッジでは、「どこをどう直せば合格できるのか?」をハッキリご指導しております。
ハッキリ言えるのは根拠があるから。
何がいけないのか、わからなくてモヤモヤされている方を応援しております!
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